はじめまして!
このブログは、数学の教員である私が図形を入れたプリントの作り方を紹介したいと思い作りました。
私は大学生の頃からずっと、図形をどうやって描けばいいのだろうと思っていました。
多くの学校にあるStudyaidや直感的に使えるGeoGebra、他にもgnuplotなど色々試してみたのですが、もっと細かく描きたい、もっと正確に描きたいと思っていました。
そしてたどり着いたのは、tex(テフ)でした。
texの中には、インストールしたときに一緒についてくるtikz(ティックス)というものがあります。現在、私はこれを使って授業プリントを作っています。
もちろんStudyaidやGeoGebraに比べて全てにおいて優れているわけではありません。それぞれいいところがあるので、今から始められる方は自分にあったものをお使いになるといいと思います。
ですが、一番キレイに図形を描けるのはtikzだと思っています。
少なくとも、私が今まで試したものの中ではそうでした。
texを卒業論文などで使った人もいると思いますが、tikzのことを知っている人はあまりいないかもしれません。
そして、texを使ったことがある方なら思ったかもしれません。「めんどくさくない…?」と。「たくさんコマンドを覚えなきゃいけないんでしょ…?」と。
確かに使うコマンドは多いです。
ですが、texはほとんど最初だけコマンドを打ってしまえば、あとはそれをコピペするだけですみます。
かくいう私も、プリントを作るときはほとんどコマンドのことは考えずに自分のしたい授業のことだけ考えて作っています。
日本語を打っている時間が一番長いです。
最初のハードルは少し高いかもしれませんが、一度作ってしまえばそれ以降はむしろパワポやペイントで作るよりも早く作れるようになります(個人差はありますが)。
何よりも、自分が描きたい図を寸分の狂いなくかけたときの喜びは何物にも変え難いものになるはずです。
そのハードルを超えていただける様、できるだけ丁寧に解説していきたいと思っております。
これからひとつずつ、順番に更新していくつもりです!
みなさん、もうプロジェクターや電子黒板を使って授業をしている方もたくさんいらっしゃると思います。
自分のやりたい授業に必要な図形、自分が問いたい要素が詰まった図形、授業をより良いものにしたいと願っている方にとっては必ず役にたつと思います!
よろしければ、ご覧ください。
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